ファンソン(放松) 即 ゆるゆる


新長田の太極拳道場に、太極拳の神髄を探る




                                                          高野圭介




探っても探っても底のない太極拳。こんな難しいことになぜ取り組んだのだろう?
「足の指を立てている」と言われる。佐藤靖子師の言だ。

つまり、大地を踏みしめているのが見えたらしい。でも、その後は身体中を緩めてゆっくり等速で動かねばならない。
太極拳の極意は「緩める」「ゆるゆる」ということです。中国語の「ファンソン(放松)」だ。
行うときに「決めたら、緩める」一般には「緩急のこつ」などと言われていますが、
この「放松」が分かれば太極拳が完成した、と言えましょう。


靖子師の言葉には重みがある。「身体全体は一動連動である」とも。
他に言及するのは止そう。どこから言っても、結局は同じことに帰結するから。

私は会場へ来た、積もりであった。
帰る頃には、会場でなくて、道場であったことに変わっていた。
キビシイ中にも楽しい道場だった。




太極拳って?

心身をリラックスし、ゆったりと中腰で立つのが基本です。

ゆったりとした動きとながい呼吸は副交換神経の働きを高める、
血液がきれいになる、ホルモンの分泌が活発になる、
脂肪も効果的に燃やす等
健康、美容に最適のスポーツです。

長く続けることで必ず効果があるのです。
上手な人は3年、5年の努力の成果でしょう。

あすなろ会副代表   佐藤靖子






今、新入生のグループを教えています。

なかなか難しいようです。
教えることの難しさ、
習うことの大変さ、
全てが勉強です。

私も始はそうだったなと思いながら
繰り返し繰り返し教えています。

インストラクター 今井八重






今日は年1度のフェスティバルに向けての練習です。
テーマ音楽、それぞれの位置、やっと決まりました。

初級、中級の出場メンバー22名で練習です。
先生、生徒も一生懸命、その日に向かって、
目的を持って頑張ることは大切なことでしょう。

若きも老いも一つの和になった気分です。

インストラクター 楳谷幸子




歩歩高

最近やっと太極拳ってこんなものが分かり出しました。
それが表現することの難しさに直面しています。

歩歩高(一歩一歩進歩する)です。

指導員 田中智恵子


太極拳と二人三脚

太極拳は生活の一部になっています。
朝な夕な、独り打ち込んできました。

いつの間にか、
私にとって太極拳と二人三脚であるのを知りました。

太極拳はこれでいい!というところが無く、
奥深くて、まだまだ修業途上です。

指導員 松岡美恵子